EVMの基礎

 

目次

  1. はじめに
  2. EVM分析とは
  3. グローバルに実績のあるプロジェクト管理手法。
  4. 進捗をコスト単位で定量的に把握する
  5. 次の簡単なプロジェクト例で説明します
  6. PV(計画値)はある時点の計画コストの累計値です。
  7. AC(実コスト)はある時点の実際のコスト累計値です。
  8. EV(出来高)とは
  9. EV(出来高)はプロジェクトの出来高コストの累積値です。
  10. コスト、スケジュール進捗を定量化:SV, CV, SPI, CPI
  11. 現時点(5日目)の進捗状況の評価
  12. プロジェクト完了時のコストを予測ができる
  13. ES手法により時間単位でも定量的に把握、予測できる
  14. ES手法で分析、予測する
  15. ES手法の算出例
  16. ES手法の算出例の結果
  17. EVM, ES 指標値のまとめ

 

1.はじめに

EVM(Earned Value Management)分析は、優れたプロジェクト管理手法ですが、実践できているプロジェクト管理者はごくわずかです。その理由は、手軽にEVM分析ができるツールがなく、実際に行うには、多くの手間と知識が必要なためです。

ProjectExcellerは、この課題を解決するために開発されました。タスクの計画日と終了日を入力するだけで誰でも簡単にEVM分析ができます。

この資料に記述されているすべてEVM指標値をサポートしています。

 

2.EVM分析とは

  • グローバルに実績のあるプロジェクト管理手法
  • 進捗をコスト単位で定量的に把握する
  • 将来をコストを予測ができる
  • ES手法により時間単位でも定量的に把握、予測できる

 

3.グローバルに実績のあるプロジェクト管理手法

1967年に最初に米国国防省で導入されました。現在ではプロジェクト管理の世界標準体系であるPMBOKでも推奨され、グローバルに広く実践されています。
さらに、EVMを補足強化するためES(アーンドスケジュール)手法が追加されました。(PMI EVM標準 2019-11に記載)

 

4.進捗をコスト単位で定量的に把握する

プロジェクトの進捗(進み、遅れ)度合いを次の3つの基本データで管理します。

  • PV 計画値
  • AC 実コスト
  • EV 出来高 または、アーンドバリュー

メモ:一般的に「コスト」には、プロジェクトの工数、または、金額を用います。

 

5.次の簡単なプロジェクト例で説明します

 

6.  PV(計画値)はある時点の計画コストの累計値です

 

7.  AC(実コスト)はある時点の実際のコスト累計値です。

 

8.  EV(出来高)とは

 

9.  EV(出来高)はプロジェクトの出来高コストの累積値です。

10.  コスト、スケジュール進捗を定量化:SV, CV, SPI, CPI

 

11.  現時点(5日目)の進捗状況の評価

 

12.  プロジェクト完了時のコストを予測ができる

 

13.  ES手法により時間単位でも定量的に把握、予測できる

14.  ES手法で分析、予測する

15.  ES手法の算出例

16.  ES手法の算出例の結果

 

17.EVM, ES 指標値のまとめ

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