EVMの基礎
目次
- はじめに
- EVM分析とは
- グローバルに実績のあるプロジェクト管理手法。
- 進捗をコスト単位で定量的に把握する
- 次の簡単なプロジェクト例で説明します
- PV(計画値)はある時点の計画コストの累計値です。
- AC(実コスト)はある時点の実際のコスト累計値です。
- EV(出来高)とは
- EV(出来高)はプロジェクトの出来高コストの累積値です。
- コスト、スケジュール進捗を定量化:SV, CV, SPI, CPI
- 現時点(5日目)の進捗状況の評価
- プロジェクト完了時のコストを予測ができる
- ES手法により時間単位でも定量的に把握、予測できる
- ES手法で分析、予測する
- ES手法の算出例
- ES手法の算出例の結果
- EVM, ES 指標値のまとめ
EVM(Earned Value Management)分析は、優れたプロジェクト管理手法ですが、実践できているプロジェクト管理者はごくわずかです。その理由は、手軽にEVM分析ができるツールがなく、実際に行うには、多くの手間と知識が必要なためです。
ProjectExcellerは、この課題を解決するために開発されました。タスクの計画日と終了日を入力するだけで誰でも簡単にEVM分析ができます。
この資料に記述されているすべてEVM指標値をサポートしています。
- グローバルに実績のあるプロジェクト管理手法
- 進捗をコスト単位で定量的に把握する
- 将来をコストを予測ができる
- ES手法により時間単位でも定量的に把握、予測できる
1967年に最初に米国国防省で導入されました。現在ではプロジェクト管理の世界標準体系であるPMBOKでも推奨され、グローバルに広く実践されています。
さらに、EVMを補足強化するためES(アーンドスケジュール)手法が追加されました。(PMI EVM標準 2019-11に記載)
プロジェクトの進捗(進み、遅れ)度合いを次の3つの基本データで管理します。
- PV 計画値
- AC 実コスト
- EV 出来高 または、アーンドバリュー
メモ:一般的に「コスト」には、プロジェクトの工数、または、金額を用います。
9. EV(出来高)はプロジェクトの出来高コストの累積値です。
10. コスト、スケジュール進捗を定量化:SV, CV, SPI, CPI