> メンテナンス・リリース(2.004 フリー版)
最新版をリリースいたします。
対象製品: ProjectExceller 2 日本語版、英語版
- メンテナンス・バージョン: 2.004
- インストール・パッケージ:
PX02JPNF-2-004-20191014.exe 日本語版 2.004
PX02ENGF-2-004-20191014.exe 英語版 2.004
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今回のメンテナンス・リリースでの変更
V2.004, PX02JPNF-2-004-20191014
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<機能改善>
◆「仕掛タスクの実績データ入力を許可する」のオプション追加
従来、実績工数と実績コストは、タスクが完了しないとWBSに入力することができなかったが、V2.04からは、実績開始日が入力済みの仕掛タスクに実績工数、実績コストを入力できるようになった。これにより、EVM分析においてACの値をより正確に管理、分析できるようになった。
なお、実績工数、コストの入力は、既存製品バージョンとの整合性を維持するため、既定値は従来どおり完了タスクのみとし、オプションとして選択できるようにした。
設定方法:
リボンのProjectExcellerタブからオプション・ボタンでオプションダイアログを開き、EVMタブを選択し、「仕掛タスクの実績工数・コストの入力を許可する」をチェックする。この設定は、ProjectExceller全体に適用されるため、PC上のすべてのプロジェクトファイルに有効となる。
注意事項:
古いバージョンのProjectExcellerでプロジェクトファイルを開くと、仕掛タスクに実績工数、コストが設定されたいた場合、それらの値がクリアされます。プロジェクト内で使用するProjectExcellerは、この問題に対応した次のバージョン以降のものを使用してください。
- ProjectExceller 2 V2.004 以降
- ProjectExceller バージョン1 V1.050 以降
◆実績入力ファイルの項目数の改善
– 従来は、一部のWBS項目しか実績入力ファイルに含めることはできなかったが、V2.004からは、すべてのWBS項目を実績入力ファイルに含めることができるようになった。
– 実績入力ファイルからプロジェクトへインポートできるデータは、従来の「実績開始日/終了日」、「達成率」、「連絡事項」に加えて次の項目がインポートできるようになった。
・実績工数
・実績コスト
・備考
・ユーザー定義項目
- 実績入力ファイルからデータをインポートした場合、従来は、WBSビューが自動的に固定したビューに切り替えられてしまったが、更新された項目列がプロジェクトシート上に表示されていない場合、その項目列だけを追加表示するように変更した。
– 実績入力ファイルからデータをインポートしてプロジェクトシートが更新された場合、「元に戻す」機能により、インポート前のプロジェクトシートのデータ状態に戻すことができる。ただし、複数のプロジェクトシートを同時にインポートした場合は、最後に更新されたプロジェクトシートだけに限定されます。
– 注意事項:V2.003以前とV2.004以降で作成された実績入力ファイルには互換性がありません。チーム内で使用する場合は、ProjectExceller 2 V2.004以降を使用してください。
<問題修正>
– 実績入力ファイルをインポートした場合、変更されていない実績入力日のセルが変更されたことを示す黄色になる場合がある。
– ユーザーガイドのPDFがAdobe Readerで開いたときに、画面左側に「しおり」が表示されない。
– Office 365でリボンの「WBSビュー」のアイコンの図形を他のOffice製品上のアイコン図形に近い形に修正した。
– 実績入力ファイルをインポートする際に実績入力ファイルの形式でないファイルを選択すると、内部エラーとなることがある。
– LAN上のプロジェクトファイル、実績入力ファイルを開く、切り替え、閉じる際に、内部エラーが発生することがある。
– 組込みサブプロジェクト機能でマスタープロジェクトファイルがドライブ番号を割り当てていないLANフォルダーにある場合、サブプロジェクトファイルの設定時にエラーとなることがある。
– ダイアログが開いているときにLAN上のExcelファイルを開くと、Excelが終了してしまうことがある。
– 実績入力ファイル機能で既存データの上書きを通知するダイアログを出す場合、対象のプロジェクトシートが画面に表示されない。
– 「実績入力ファイル」を作成後、元プロジェクトシートの左上に「入力後、このファイルをすみやかに保存して閉じてください」のテキストボックスが表示される場合がある。
– プロジェクトシートの保存する際の確認ダイアログで「キャンセル」を選択すると、ProjectExcellerタブが非表示になる(Refreshボタンで回復)。
– エラーメッセージ表示ダイアログで「以降、このメッセージを表示しない」を選択すると内部エラーが発生する場合がある。
– 実績入力ファイルの作成時のダイアログの実績入力ファイルパスの履歴表示が正しくない。
– 実績入力ファイルを新規に作成した後、「確認のため作成されたファイルを開きますか。」のメッセージで開いた場合、実績入力ファイルの編集ができない。
– プロジェクトファイルを閉じたあとに実績入力ファイルのみ開いている場合に内部エラーが発生することがある。
<仕様変更>
– フリー版の最大行を100行から50行に変更されました。
以上